メッセージ

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創業して26年目になります。

創業前より30年間、卸売業の物流改善の取り纏め,小売業の作業生産性向上支援,在庫適正化エンジニアリングなどが主業でした。

卸売業の物流センターの設計支援,在庫適正化などに携わっていて、常々感じていたことは、起点である小売業の店頭を最適化しないと、卸売業の物流の生産性向上にも限界があるということです。

同様に、小売業の作業生産性も、卸売業のしくみと密接に影響しあっていて、まだ可視化されていないゆえにお互いが認知しきれてておらず、最適化されていない部分がたくさんあると思っています。

一方で、従来からの生産~中間物流~小売モデルよりも、消費者までの物流タッチ数を減らし、キャッシュフロー面でも優位性を持つECモデルは急速なスピードで伸張しています。

取扱物量の増加は、現状より一層消費者に近い距離にカテゴリーセンターを配置可能とし、消費者への出荷~配送リードタイムを短縮して、ECモデルは、ますます利便性を強化しています。

成長がよりローコスト構造を強化する弾み車効果をECモデルはビジネスモデルとして設計し、長期戦略投資をしてきましたが、その狙いどうりの好循環サイクルに彼らは入っています。

リアル店舗を軸とする従来型サプライチェーンは、速くて大きな変化に直面していることは否みようがありません。

中間物流~小売の各企業が、従来からの取引慣行やインセンティブ体系を踏襲し、各々自社の獲得利益を優先させた枠の中では、改善を積み上げても部分最適の追求でしかありません。

ECモデルと比較して、サプライチェーン全体での優位性を持てなければ、今後の持続的成長が難しいことは明白です。

30年以上、小売業~卸売業~メーカー迄の流通エンジニアリングに関わり、何がコア部分なのか?何が今後の競争上の優位ポイントになるのか?をずっと考え続けてきました。

川上~川下までの部分最適の和ではなく、各業界で全体最適を志向したサプライチェーンモデルを再構築することしか解は無いと思っています。

流通業は、他社の損が自社の利益というゲームではなく、サプライ・チェーンの中で共有されずに眠っている利益を掘り起こして皆でシェアすることに重要な解があります。

その際に、サプライチェーン全体最適を俯瞰した物流デザイン設計と、在庫コントロールがキーになると、私は思っています。

弊社が今後も、ターゲットにし、注力していきたいのは、小売業と卸売業、メーカー調達をセットにしたサプライチェーン物流を構築し、高生産性,低コストの新しいモデルを作ることです。

流通業を改革する意欲あるお客様達と、機械学習なども積極的に適用させながら、より高精度でローコストなサプライチェーン・モデルを作りたいと思っています。

そして最終的には、ローコストと利便性向上の成果を消費者に還元できるようになりたいと思っています。

令和6年2月

代表取締役  鈴木裕一